ハイクノミカタ橋本直

  1. 六月を奇麗な風の吹くことよ 正岡子規【季語=六月(夏)】

    六月を奇麗な風の吹くことよ正岡子規(「病餘漫吟」明治28年夏)引用は『子規全集』第21巻(講談社)から。「須磨」と題がある。他に「寒山落木」巻四の「水無月」の項に所収。「病餘漫吟」も「寒山落木」も生…

  2. 梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ 篠田悌二郎【季語=梅雨・罌粟(夏)】

    梅雨の日の烈しくさせば罌粟は燃ゆ篠田悌二郎(『連作俳句集』昭和9年)…

  3. 麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ 長谷川素逝【季語=麦からを焼く?】

    麦からを焼く火にひたと夜は来ぬ長谷川素逝(橋本石火『長谷川素逝の百句』)…

  4. 「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃 片岡絢

    「ワイシャツのアイロンがけをしてほしい」夫に言われた妻の衝撃片岡絢(『カノ…

  5. 体内の水傾けてガラス切る 須藤徹【無季】

    体内の水傾けてガラス切る須藤徹(『須藤徹全句集』)前回、高…

  6. 湖の水かたふけて田植かな 高井几董【季語=田植(夏)】

  7. スタールビー海溝を曳く琴騒の 八木三日女

  8. 鯛の眼の高慢主婦を黙らせる 殿村菟絲子

  9. あたゝかな雨が降るなり枯葎 正岡子規【季語=あたたか(春)?】

  10. 目つぶりて春を耳嚙む処女同志 高篤三【季語=春(春)】

  11. 名ばかりの垣雲雀野を隔てたり 橋閒石【季語=雲雀野(春)】

  12. 春宵や光り輝く菓子の塔 川端茅舎【季語=春宵(春)】

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