ハイクノミカタ阪西敦子
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絵杉戸を転び止まりの手鞠かな 山崎楽堂【季語=手鞠(新年)】
絵杉戸を転び止まりの手鞠かな山崎楽堂(やまざき・がくどう)まさとし))ひゃー、もう七日ですよ。みなさん、正気、保ってますかー。私はとっくに失ってますよー。それにしても、一度休んだあと…
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年を以て巨人としたり歩み去る 高浜虚子【季語=行年(冬)】
年を以て巨人としたり歩み去る高浜虚子(たかはま・きょし)まさとし))…
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クリスマス近づく部屋や日の溢れ 深見けん二【季語=クリスマス(冬)】
クリスマス近づく部屋や日の溢れ深見けん二(ふかみ・けんじ)まさとし))…
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突として西洋にゆく暖炉かな 片岡奈王【季語=暖炉(冬)】
突として西洋にゆく暖炉かな片岡奈王(かたおか・なおう)まさとし))…
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茎石に煤をもれ来る霰かな 山本村家【季語=茎石(冬)】
茎石に煤をもれ来る霰かな山本村家(やまもと・そんか)まさとし))…
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山茶花の日々の落花を霜に掃く 瀧本水鳴【季語=山茶花(冬)】
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替へてゐる畳の上の冬木影 浅野白山【季語=冬木(冬)】
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木の葉髪あはれゲーリークーパーも 京極杞陽【季語=木の葉髪(冬)】
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一陣の温き風あり返り花 小松月尚【季語=返り花(冬)】
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くゝ〳〵とつぐ古伊部の新酒かな 皿井旭川【季語=新酒(秋)】
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鵙の贄太古のごとく夕来ぬ 清原枴童【季語=鵙の贄(秋)】
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車椅子はもとより淋し十三夜 成瀬正俊【季語=十三夜(秋)】