ハイクノミカタ
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こういうひとも長渕剛を聴くのかと勉強になるすごい音漏れ 斉藤斎藤
こういうひとも長渕剛を聴くのかと勉強になるすごい音漏れ斉藤斎藤大学院生の頃、三鷹駅のあたりに住んでいた。築年数がなかなか経っていて軽量鉄骨造で物音がやたら響くが、三階建ての三階角部屋で家賃が…
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小鳥屋の前の小川の寒雀 鈴木鷹夫【季語=寒雀(冬)】
小鳥屋の前の小川の寒雀鈴木鷹夫「げっ」と思わず目を剥いたの…
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絵杉戸を転び止まりの手鞠かな 山崎楽堂【季語=手鞠(新年)】
絵杉戸を転び止まりの手鞠かな山崎楽堂(やまざき・がくどう)まさとし))…
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あたゝかに六日年越よき月夜 大場白水郎【季語=六日年越(新年)】
あたゝかに六日年越よき月夜大場白水郎(『カラー図説日本大歳時記』)…
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水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】
水底に届かぬ雪の白さかな)蜂谷(はちや)一人(はつと)(『青でなく…
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賀の客の若きあぐらはよかりけり 能村登四郎【季語=賀客(新年)】
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ひめはじめ昔男に腰の物 加藤郁乎【季語=ひめ始(新年)】
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初夢にドームがありぬあとは忘れ 加倉井秋を【季語=初夢(新年)】
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ゆげむりの中の御慶の気軽さよ 阿波野青畝【季語=御慶(新年)】
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年を以て巨人としたり歩み去る 高浜虚子【季語=行年(冬)】
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大年やおのづからなる梁響 芝不器男【季語=大年(冬)】
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ともかくもくはへし煙草懐手 木下夕爾【季語=懐手(冬)】