連載・よみもの俳句の本たち【ガチの書評】
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【書評】山折哲雄『勿体なや祖師は紙衣の九十年』(中央公論新社、2017年)
仏の道は句に通ず堀切克洋(「銀漢」同人) 大谷句仏、それが本書の主人公である。東本願寺第23代法主である句仏は、正岡子規に私淑し、高浜虚子や河東碧梧桐と親交をもった。没後、1959年に出版された『句仏句集』(読売新…
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【書評】渡辺花穂 第一句集『夏衣』(北辰社、2020年)
思い切りよく、繊細に――渡辺花穂 第一句集『夏衣』(北辰社、2020年)堀切克洋(「銀漢」…
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【書評】伊藤伊那男 第三句集『然々と』(北辰社、2018年)
あるひとつの時代の報告――伊藤伊那男 第三句集『然々と』(北辰社、2018年)…
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【書評】片山由美子『鷹羽狩行の百句』(ふらんす堂、2018年)
鷹羽狩行の本質をさしさわりなきところまで――片山由美子『鷹羽狩行の百句』(ふらんす…
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松本実穂 第一歌集『黒い光』(角川書店、2020年)
〈 歴史のなかのわたし〉あるいは〈わたしのなかの歴史〉を撮るということ…