「春燈」
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もち古りし夫婦の箸や冷奴 久保田万太郎【季語=冷奴(夏)】
もち古りし夫婦の箸や冷奴)久保田万太郎 心にも言霊はあるようだ。連載の話来ないかなぁ、来ないからどこかで勝手に書こうかなぁと考えていた折にこのお話をいただいた。〽この世で一番かんじんな…
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散るときのきてちる牡丹哀しまず 稲垣きくの【季語=牡丹(夏)】
散るときのきてちる牡丹哀しまず稲垣きくの 牡丹は開ききった…
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詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】
詠みし句のそれぞれ蝶と化(け)しにけり久保田万太郎))「い…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第31回】田園調布と安住敦
【第31回】田園調布と安住敦広渡敬雄(「沖」「塔の会」)田…
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松葉屋の女房の円髷や酉の市 久保田万太郎【季語=酉の市(冬)】
松葉屋の女房の円髷や酉の市久保田万太郎(『流寓抄』)三の酉…
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あきかぜの疾渡る空を仰ぎけり 久保田万太郎【季語=秋風(秋)】
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第22回】東山と後藤比奈夫
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乾草は愚かに揺るる恋か狐か 中村苑子【季語=乾草(夏)】
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第21回】玄界灘と伊藤通明
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【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#2
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鳥帰るいづこの空もさびしからむに 安住敦【季語=鳥帰る(春)】
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叱られて目をつぶる猫春隣 久保田万太郎【季語=春隣(冬)】