「炎環」

  1. 血を分けし者の寝息と梟と 遠藤由樹子【季語=梟(冬)】 

    血を分けし者の寝息と梟と)遠藤由樹子残念ながら、いまだ野生のフクロウを見たことも、鳴き声を聞いたこともない。野鳥観察をしているといっても、基本的に自転車で行ける範囲なので、せいぜい家から十数キロの平…

  2. 笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも 中村苑子【季語=笹鳴(冬)】 

    笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも)中村苑子笹鳴きは、茂みの中…

  3. 潜り際毬と見えたり鳰 中田剛【季語=鳰(冬)】 

    潜り際毬と見えたり鳰)中田剛鳰は、ほぼ全国で見ることができ…

  4. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2023年1月分】

    セクト・ポクリットでは2021年1月より、「コンゲツノハイク」をはじめました。前月…

  5. さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】 

    さしあたり坐つてゐるか鵆(ちどり)見て)飯島晴子ち‐どり【…

  6. 橇にゐる母のざらざらしてきたる 宮本佳世乃【季語=橇(冬)】

  7. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年12月分】

  8. トローチのすつと消えすつと冬の滝 中嶋憲武【季語=冬の滝(冬)】

  9. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年11月分】

  10. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年10月分】

  11. 運動会静かな廊下歩きをり 岡田由季【季語=運動会(秋)】

  12. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2022年9月分】

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  4. 綿虫や母あるかぎり死は難し 成田千空【季語=綿虫(冬)】
  5. つはの葉につもりし雪の裂けてあり     加賀谷凡秋【季語=雪(冬)】

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