「百鳥」

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    雪解川暮らしの裏を流れけり太田土男住宅地の中を流れるような小さな川であろう。ふだんは水量も少なく、川の存在など人々の意識にのぼることもないような川。両岸には草が繁茂し、流れを覆い隠そうとしているよう…

  2. 絵葉書の消印は流氷の町 大串章【季語=流氷(春)】

    絵葉書の消印は流氷の町大串章きのうの東京はとても冷え込み、…

  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第50回】望月周

    星降るお店望月周(「百鳥」編集長)間口の広くない銀漢亭には奥行きがありまし…

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