「萬緑」
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妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや 中村草田男【季語=蟹(夏)】
妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや)中村草田男今週は草田男の第二句集『火の島』、第三句集『萬緑』の時代を見ていきたいと思う。というのも、『火の島』『萬緑』は地続きの句集であると言えるからだ。事実、第三句…
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田を植ゑるしづかな音へ出でにけり 中村草田男【季語=田植(夏)】
田を植ゑるしづかな音へ出でにけり)中村草田男 今年は草田男…
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あたゝかき十一月もすみにけり 中村草田男【季語=十一月(冬)】
あたゝかき十一月もすみにけり中村草田男十二月では忙しなく心…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第40回】 青山と中村草田男
【第40回】青山と中村草田男広渡敬雄(「沖」「塔の会」)青…
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俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第39回】 青森・五所川原と成田千空
【第39回】青森・五所川原と成田千空広渡敬雄(「沖」「塔の会」)…
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南海多感に物象定か獺祭忌 中村草田男【季語=獺祭忌(秋)】
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凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男【季語=凌霄(夏)】