「豆の木」
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うらみつらみつらつら椿柵の向う 山岸由佳【季語=椿(春)】
うらみつらみつらつら椿柵の向う)山岸由佳ハイクノミカタの記事を堀切さんから依頼されて、句歴の浅い私は何を書こうか思案に暮れた。30歳をいくらか過ぎてから俳句を始めた私は、豆の木という超結社句…
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血を分けし者の寝息と梟と 遠藤由樹子【季語=梟(冬)】
血を分けし者の寝息と梟と)遠藤由樹子残念ながら、いまだ野生…
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笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも 中村苑子【季語=笹鳴(冬)】
笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも)中村苑子笹鳴きは、茂みの中…
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潜り際毬と見えたり鳰 中田剛【季語=鳰(冬)】
潜り際毬と見えたり鳰)中田剛鳰は、ほぼ全国で見ることができ…
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さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】
さしあたり坐つてゐるか鵆(ちどり)見て)飯島晴子ち‐どり【…
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橇にゐる母のざらざらしてきたる 宮本佳世乃【季語=橇(冬)】
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トローチのすつと消えすつと冬の滝 中嶋憲武【季語=冬の滝(冬)】
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運動会静かな廊下歩きをり 岡田由季【季語=運動会(秋)】
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【連載】歳時記のトリセツ(7)/大石雄鬼さん
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【連載】歳時記のトリセツ(6)/岡田由季さん
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【第5回】ラジオ・ポクリット(ゲスト:岡田由季さん)
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やはらかきところは濡れてかたつむり 齋藤朝比古【季語=蝸牛(夏)】