けり

  1. くらき瀧茅の輪の奥に落ちにけり 田中裕明【季語=茅の輪(夏)】

    くらき瀧茅の輪の奥に落ちにけり田中裕明夏越の祓は、陰暦六月三十日に行うものだが、陽暦で行なっている神社も散見される。形代や茅の輪を潜る際に唱える「宮川の清き流れにみそぎせば祈れることの叶わぬ…

  2. とらが雨など軽んじてぬれにけり 一茶【季語=虎が雨(夏)】

    とらが雨など軽んじてぬれにけり一茶(『新版 角川俳句大歳時記 夏』)…

  3. 麦藁を束ねる足をあてにけり   奈良鹿郎【季語=麦藁(夏)】

    麦藁を束ねる足をあてにけり奈良鹿郎(なら・しかろう)さっき…

  4. 蛇の衣傍にあり憩ひけり 高濱虚子【季語=蛇の衣(夏)】

    蛇の衣傍にあり憩ひけり高濱虚子))このところ朝の散歩が続い…

  5. 詠みし句のそれぞれ蝶と化しにけり 久保田万太郎【季語=蝶(春)】

    詠みし句のそれぞれ蝶と化(け)しにけり久保田万太郎))「い…

  6. 見てゐたる春のともしびゆらぎけり 池内たけし【季語=春灯(春)】

  7. 雪掻きて今宵誘うてもらひけり 榎本好宏【季語=雪掻(冬)】

  8. あきかぜの疾渡る空を仰ぎけり 久保田万太郎【季語=秋風(秋)】

  9. 虹の空たちまち雪となりにけり 山本駄々子【季語=雪(冬)】

  10. 秋の川真白な石を拾ひけり 夏目漱石【季語=秋の川(秋)】

  11. 聴診に一生の秋を聴きにけり 橋本喜夫【季語=秋(秋)】

  12. 秋の風互に人を怖れけり 永田青嵐【季語=秋の風(秋)】

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  4. 起座し得て爽涼の風背を渡る 肥田埜勝美【季語=爽涼(秋)】
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