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  1. してみむとてするなり我も日傘さす 種谷良二【季語=日傘(夏)】

    してみむとてするなり我も日傘さす)種谷良二 ゴッホが好きなら北斎も見るべきだ。「大英博物館 北斎―国内の肉筆画の名品とともに―」(サントリー美術館)は大変な賑わいだった。展覧会は閉幕したが「…

  2. 十薬の蕊高くわが荒野なり 飯島晴子【季語=十薬(夏)】

    十薬の蕊高くわが荒野なり)飯島晴子)平成三年の作。晴子は七…

  3. プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ 石田波郷【季語=夏来る(夏)】

    プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ石田波郷以前鑑賞した「あえ…

  4. あたゝかな雨が降るなり枯葎 正岡子規【季語=あたたか(春)?】

    あたゝかな雨が降るなり枯葎正岡子規(高浜虚子選『子規句集』岩波文庫)…

  5. 薄氷の筥の中なる逢瀬かな 大木孝子【季語=薄氷(春)】

    薄氷の筥(はこ)の中なる逢瀬かな大木孝子(『柞繭』) 梅の…

  6. 大年やおのづからなる梁響 芝不器男【季語=大年(冬)】

  7. 暗闇の眼玉濡さず泳ぐなり 鈴木六林男【季語=泳ぐ(夏)】

  8. 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規【季語=柿(秋)】

  9. こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし 水原紫苑

  10. 葱白く洗ひたてたるさむさ哉 芭蕉【季語=葱(冬)】

  11. 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 正岡子規【季語=柿(秋)】

  12. わが畑もおそろかならず麦は穂に 篠田悌二郎【季語=麦の穂(夏)】

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