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立春の零下二十度の吐息 三品吏紀【季語=立春(春)】
立春の零下二十度の吐息)三品吏(みしなり)紀(き)(「北海道俳句年鑑2022」より)今回は飛行機の中でこの原稿を書いている。というのも、東京で友人の結婚式に参列するためだ。久方ぶりの帰省ということで…
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薄氷の吹かれて端の重なれる 深見けん二【季語=薄氷(冬)】
薄氷の吹かれて端の重なれる深見けん二平成に発表された人気の…
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灯を消せば部屋無辺なり夜の雪 小川軽舟【季語=雪(冬)】
灯を消せば部屋無辺なり夜の雪小川軽舟(「俳句四季」2019年1月号)…
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うらみつらみつらつら椿柵の向う 山岸由佳【季語=椿(春)】
うらみつらみつらつら椿柵の向う)山岸由佳ハイクノミカタの記…
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初場所の力士顚倒し顚倒し 三橋敏雄【季語=初場所(新年)】
初場所の力士顚倒し顚倒し三橋敏雄今日は、1月27日金曜日、…
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冬深し柱の中の波の音 長谷川櫂【季語=冬深し(冬)】
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冬ざれや父の時計を巻き戻し 井越芳子【季語=冬ざれ(冬)】
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蝦夷に生まれ金木犀の香を知らず 青山酔鳴【季語=金木犀(秋)】
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兎の目よりもムンクの嫉妬の目 森田智子【季語=兎(新年)】
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福笹につけてもらひし何やかや 高濱年尾【季語=福笹(冬)】
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初燈明背にあかつきの雪の音 髙橋千草【季語=初燈明(新年)】
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一天の玉虫光り羽子日和 清崎敏郎【季語=羽子板(新年)】