ゆく
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しんしんと寒さがたのし歩みゆく 星野立子【季語=寒さ(冬)】
しんしんと寒さがたのし歩みゆく星野立子「寒さ」という一般にネガティブに思えることさえも「たのし」としてしまうというところに、「生」を肯定するような姿勢が思われる。また、この「たのし」は、絶妙な措辞の…
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突として西洋にゆく暖炉かな 片岡奈王【季語=暖炉(冬)】
突として西洋にゆく暖炉かな片岡奈王(かたおか・なおう)まさとし))…
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前をゆく私が野分へとむかふ 鴇田智哉【季語=野分(秋)】
前をゆく私が野分へとむかふ()鴇田智哉〈野分〉とは、野の草…
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ひと魂でゆく気散じや夏の原 葛飾北斎【季語=夏の原(夏)】
ひと魂でゆく気散じや夏の原葛飾北斎俳人は季節に対して、それ…
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青嵐神木もまた育ちゆく 遠藤由樹子【季語=青嵐(夏)】
青嵐神木もまた育ちゆく遠藤由樹子神木というと、屋久島の縄文…
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郭公や何処までゆかば人に逢はむ 臼田亜浪【季語=郭公(夏)】
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老人がフランス映画に消えてゆく 石部明