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ひよんの実や昨日と違ふ風を見て 高橋安芸【季語=ひよんの実(秋)】
ひよんの実や昨日と違ふ風を見て)高橋安芸長野県俳人協会編『信濃句集』で目を引いた作家として高橋安芸の名も挙げておきたい。 約束のごとし松過ぎ流れ出す 古葦に鳥の目覚めの声みじか…
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船室の梅雨の鏡にうつし見る 日原方舟【季語=梅雨(夏)】
船室の梅雨の鏡にうつし見る日原方舟(ひはら・ほうしゅう)梅…
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見てゐたる春のともしびゆらぎけり 池内たけし【季語=春灯(春)】
見てゐたる春のともしびゆらぎけり池内たけし(いけうち・たけし)…
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旗のごとなびく冬日をふと見たり 高浜虚子【季語=冬日(冬)】
旗のごとなびく冬日をふと見たり高浜虚子いつ読んでもすごい句…
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休みの日晝まで霜を見てゐたり 永田耕衣【季語=霜(冬)】
休みの日晝まで霜を見てゐたり永田耕衣畳にごろんと寝転んで、…
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霧晴れてときどき雲を見る読書 田島健一【季語=霧(秋)】
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鳥を見るただそれだけの超曜日 川合大祐
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見るうちに開き加はり初桜 深見けん二【季語=初桜(春)】
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川を見るバナナの皮は手より落ち 高濱虚子【季語=バナナ(夏)】