1944年没

  1. 而して蕃茄の酸味口にあり 嶋田青峰【季語=トマト(夏)】

    而して蕃茄の酸味口にあり嶋田青峰(『青峰集』大正14年)この時期、遠くの産地から運ばれてくるトマトと、近隣の畑で採れているトマトではまったく味が違う。もちろん後者が段違いにおいしく、前者は味がない。…

おすすめ記事

  1. ライターを囲ふ手のひら水温む 斉藤志歩【季語=水温む(春)】
  2. 晴れ曇りおほよそ曇りつつじ燃ゆ 篠田悌二郎【季語=躑躅(春)】
  3. 炎ゆる 琥珀の/神の/掌の 襞/ひらけば/開く/歴史の 喪章 湊喬彦
  4. 肩につく影こそばゆし浜日傘 仙田洋子【季語=浜日傘(夏)】
  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第22回】東山と後藤比奈夫

Pickup記事

  1. 【冬の季語】寒椿
  2. 大氷柱折りドンペリを冷やしをり 木暮陶句郎【季語=氷柱(冬)】
  3. 【秋の季語】朝顔
  4. 【冬の季語】年忘れ
  5. サマーセーター前後不明を着こなしぬ 宇多喜代子【季語=サマーセーター(夏)】
PAGE TOP