父の手に負へぬ夜泣きや夏の月) (吉田哲…
また次の薪を火が抱き星月夜 吉田哲二 …
百方に借あるごとし秋の暮 石塚友二 まだ…
なきがらや秋風かよふ鼻の穴 飯田蛇笏 唐…
秋風や眼中のもの皆俳句 高濱虚子 先日、…
葛咲くや嬬恋村の字いくつ 石田波郷 いよ…
たべ飽きてとんとん歩く鴉の子 高野素十 …
鵙の朝肋あはれにかき抱く 石田波郷 お元…
起座し得て爽涼の風背を渡る 肥田埜勝美 …
裸子の尻の青あざまてまてまて 小島健 お…
中干しの稲に力を雲の峰 本宮哲郎 今回よ…