ハイクノミカタ吉田林檎

  1. 嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語=鳥曇(春)】

    嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇山田牧前々回(3/2分:鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子)の記事に出てきた「宵待屋珈琲店」の店主は山田牧ぼくさん。荻窪駅近くにある宵待屋さんには美味しいケーキや珈琲をい…

  2. 卒業歌ぴたりと止みて後は風 岩田由美【季語=卒業歌(春)】

    卒業歌ぴたりと止みて後は風岩田由美今日は、「3月9日」。日…

  3. 鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子【季語=鷹鳩と化す(春)】

    鷹鳩と化して大いに恋をせよ仙田洋子 この度のわが人生の節目…

  4. 三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子【季語=三椏の花(春)】

    三椏の花三三が九三三が九稲畑汀子 記事アップの今日は2月2…

  5. 順番に死ぬわけでなし春二番 山崎聰【季語=春二番(春)】

    順番に死ぬわけでなし春二番山崎聰巷では映画『PERFECT…

  6. 冴返るまだ粗玉の詩句抱き 上田五千石【季語=冴返る(春)】

  7. 節分や海の町には海の鬼 矢島渚男【季語=節分(冬)】

  8. 手袋に切符一人に戻りたる 浅川芳直【季語=手袋(冬)】

  9. マフラーを巻いてやる少し絞めてやる 柴田佐知子【季語=マフラー(冬)】

  10. 降る雪や玉のごとくにランプ拭く 飯田蛇笏【季語=雪降る(冬)】

  11. ラヂオさへ黙せり寒の曇り日を 日野草城【季語=寒(冬)】

  12. 数へ日の残り日二日のみとなる 右城暮石【季語=数へ日(冬)】

おすすめ記事

  1. 天狼やアインシュタインの世紀果つ 有馬朗人【季語=天狼(冬)】
  2. 紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野椿【季語=紫陽花(夏)】
  3. 葛の花来るなと言つたではないか 飯島晴子【季語=葛の花(秋)】
  4. 【秋の季語】蓑虫/鬼の子 蓑虫鳴く
  5. こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき天上天下花野なるべし 水原紫苑

Pickup記事

  1. 秋めくや焼鳥を食ふひとの恋 石田波郷【季語=秋めく(秋)】
  2. 【#19】子猫たちのいる場所
  3. 魚は氷に上るや恋の扉開く 青柳飛【季語=魚氷に上る(春)】
  4. 【冬の季語】八手咲く
  5. 【夏の季語】昼顔/浜昼顔
PAGE TOP