ハイクノミカタ吉田林檎
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嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇 山田牧【季語=鳥曇(春)】
嚙み合はぬ鞄のチャック鳥曇山田牧前々回(3/2分:鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子)の記事に出てきた「宵待屋珈琲店」の店主は山田牧ぼくさん。荻窪駅近くにある宵待屋さんには美味しいケーキや珈琲をい…
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卒業歌ぴたりと止みて後は風 岩田由美【季語=卒業歌(春)】
卒業歌ぴたりと止みて後は風岩田由美今日は、「3月9日」。日…
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鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子【季語=鷹鳩と化す(春)】
鷹鳩と化して大いに恋をせよ仙田洋子 この度のわが人生の節目…
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三椏の花三三が九三三が九 稲畑汀子【季語=三椏の花(春)】
三椏の花三三が九三三が九稲畑汀子 記事アップの今日は2月2…
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順番に死ぬわけでなし春二番 山崎聰【季語=春二番(春)】
順番に死ぬわけでなし春二番山崎聰巷では映画『PERFECT…
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冴返るまだ粗玉の詩句抱き 上田五千石【季語=冴返る(春)】
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節分や海の町には海の鬼 矢島渚男【季語=節分(冬)】
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手袋に切符一人に戻りたる 浅川芳直【季語=手袋(冬)】
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マフラーを巻いてやる少し絞めてやる 柴田佐知子【季語=マフラー(冬)】
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降る雪や玉のごとくにランプ拭く 飯田蛇笏【季語=雪降る(冬)】
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ラヂオさへ黙せり寒の曇り日を 日野草城【季語=寒(冬)】
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数へ日の残り日二日のみとなる 右城暮石【季語=数へ日(冬)】