琴墜ちてくる秋天をくらりくらり) 金原ま…
秋思かがやくストローを嚙みながら) 小川…
サフランもつて迅い太子についてゆく) 飯…
雨月なり後部座席に人眠らせ) 榮 猿丸 …
ビル、がく、ずれて、ゆくな、ん、てきれ、…
九月来る鏡の中の無音の樹) 津川絵理子 …
帰るかな現金を白桃にして) 原 ゆき …
丹田に力を入れて浮いて来い) 飯島晴子)…
雲の峰ぬつと東京駅の上) 鈴木花蓑) 「…
十薬の蕊高くわが荒野なり) 飯島晴子) …