霜柱五分その下の固き土 田尾紅葉子 掲句…
白鳥の花の身又の日はありや 成田千空 …
忘年会みんなで逃がす青い鳥 塩見恵介 今…
死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し 池田…
主よ人は木の髄を切る寒い朝 成田千空 『…
若き日の映画も見たりして二日 大牧広 先…
雪の速さで降りてゆくエレベーター 正木ゆ…
仰向けに冬川流れ無一文 成田千空 千空…
或るときのたつた一つの干葡萄 阿部青鞋 …
水吸うて新聞あをし花八ツ手 森賀まり 色…