ハイクノミカタマンスリーゲスト
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足跡が足跡を踏む雪野かな 鈴木牛後【季語=雪野(冬)】
足跡が足跡を踏む雪野かな)(鈴木牛後(「北海道俳句年鑑2023」より) 本日から土井探花さんより、火曜日を引き継ぎます。1年ぶりにカムバックしました、鈴木総史です。2か月間よろしくお願い申し上げます…
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寒卵良い学校へゆくために 岩田奎【季語=寒卵(冬)】
寒卵良い学校へゆくために岩田奎『膚』掲句の「学校」とは、果…
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くしゃみしてポラリス逃す銀河売り 市川桜子【季語=くしゃみ(冬)】
くしゃみしてポラリス逃す銀河売り市川桜子口語俳句の仲間の句…
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室咲きをきりきり締めて届きたり 蓬田紀枝子【季語=室咲(冬)】
室咲きをきりきり締めて届きたり蓬田紀枝子「先生の句は難しい…
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最終回みたいな街に鯨来る 斎藤よひら【季語=鯨(冬)】
最終回みたいな街に鯨来る斎藤よひら晩学のせいか、若い方の俳…
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わが腕は翼風花抱き受け 世古諏訪【季語=風花(冬)】
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海外のニュースの河馬が泣いていた 木田智美【無季】
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冬蟹に尿ればどつと裏返る 只野柯舟【季語=冬蟹(冬)】
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許したい許したい真っ青な毛糸 神野紗希【季語=毛糸(冬)】
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いつよりも長く頭を下げ初詣 八木澤高原【季語=初詣(新年)】
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初夢のあとアボカドの種まんまる 神野紗希【季語=初夢(新年)】
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一瞬の雪墜のひかり地にとどく 真島楓葉子【季語=雪墜(冬)】