ハイクノミカタマンスリーゲスト

  1. 足跡が足跡を踏む雪野かな 鈴木牛後【季語=雪野(冬)】 

    足跡が足跡を踏む雪野かな)(鈴木牛後(「北海道俳句年鑑2023」より) 本日から土井探花さんより、火曜日を引き継ぎます。1年ぶりにカムバックしました、鈴木総史です。2か月間よろしくお願い申し上げます…

  2. 寒卵良い学校へゆくために 岩田奎【季語=寒卵(冬)】

    寒卵良い学校へゆくために岩田奎『膚』掲句の「学校」とは、果…

  3. くしゃみしてポラリス逃す銀河売り 市川桜子【季語=くしゃみ(冬)】

    くしゃみしてポラリス逃す銀河売り市川桜子口語俳句の仲間の句…

  4. 室咲きをきりきり締めて届きたり 蓬田紀枝子【季語=室咲(冬)】

    室咲きをきりきり締めて届きたり蓬田紀枝子「先生の句は難しい…

  5. 最終回みたいな街に鯨来る 斎藤よひら【季語=鯨(冬)】

    最終回みたいな街に鯨来る斎藤よひら晩学のせいか、若い方の俳…

  6. わが腕は翼風花抱き受け 世古諏訪【季語=風花(冬)】

  7. 海外のニュースの河馬が泣いていた 木田智美【無季】

  8. 冬蟹に尿ればどつと裏返る 只野柯舟【季語=冬蟹(冬)】

  9. 許したい許したい真っ青な毛糸 神野紗希【季語=毛糸(冬)】

  10. いつよりも長く頭を下げ初詣 八木澤高原【季語=初詣(新年)】

  11. 初夢のあとアボカドの種まんまる 神野紗希【季語=初夢(新年)】

  12. 一瞬の雪墜のひかり地にとどく 真島楓葉子【季語=雪墜(冬)】

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  4. 卒業す片恋少女鮮烈に 加藤楸邨【季語=卒業(春)】
  5. マフラーを巻いてやる少し絞めてやる 柴田佐知子【季語=マフラー(冬)】

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  4. 髪で捲く鏡や冬の谷底に 飯島晴子【季語=冬(冬)】
  5. 冬と云ふ口笛を吹くやうにフユ 川崎展宏【季語=冬(冬)】
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