ハイクノミカタマンスリーゲスト
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数と俳句(二)/小滝肇
数と俳句(二))小滝肇「人間は多面体だ。」―とは人が他者を一面的にしか見ようとしない事への戒めとかで巷間用いられる言葉のようだが、たしかに人間は三次元に存する立体にほかならない。そして近似的には無数…
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白夜の忠犬百骸挙げて石に近み 中村草田男【季語=白夜(夏)】
白夜の忠犬百骸挙げて石に近み)中村草田男 第8句集『時機(…
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来たことも見たこともなき宇都宮 /筑紫磐井
来たことも見たこともなき宇都宮)筑紫磐井ハイクノミカタ、再…
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数と俳句(一)/小滝肇
数と俳句(一))小滝肇「私、数学きらいです。」穏や…
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「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】
「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し)中村草田男 「萬緑」創…
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夕凪を櫂ゆくバター塗るごとく 堀本裕樹【季語=夕凪(夏)】
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鶏鳴の多さよ夏の旅一歩 中村草田男【季語=夏の旅(夏)】
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白い部屋メロンのありてその匂ひ 上田信治【季語=メロン(夏)】
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虹の後さづけられたる旅へ発つ 中村草田男【季語=虹(夏)】
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金魚屋が路地を素通りしてゆきぬ 菖蒲あや【季語=金魚(夏)】
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妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや 中村草田男【季語=蟹(夏)】
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妹の手をとり水の香の方へ 小山玄紀