鳥を見るただそれだけの超曜日 川合大祐 …
紀元前二〇二年の虞美人草 水津達大 最近…
その朝も虹とハモンド・オルガンで 正岡豊…
退帆のディンギー跳ねぬ春の虹 根岸哲也 …
タワーマンションのロック四重や鳥雲に 鶴…
蝌蚪の紐掬ひて掛けむ汝が首に 林雅樹 俳…
止まり木に鳥の一日ヒヤシンス 津川絵理…
行く春や鳥啼き魚の目は泪 芭蕉 芭蕉『奥…
春雷や刻来り去り遠ざかり 星野立子 どう…
絵葉書の消印は流氷の町 大串章 きのうの…