虚仮の世に虚仮のかほ寄せ初句会) 飴山實…
一月や去年の日記なほ机辺 高濱虚子 新年…
ぽつぺんを吹くたび変はる海の色 藺草慶子…
さしあたり坐つてゐるか鵆(ちどり)見て)…
年迎ふ父に胆石できたまま) 島崎寛永(ひ…
息触れて初夢ふたつ響きあふ 正木ゆう子(…
古きよき俳句を読めり寝正月 田中裕明 普…
初島へ大つごもりの水脈を引く) 星野椿 …
なぐさめてくるゝあたゝかなりし冬 (稲畑…
集いて別れのヨオーッと一本締め 雪か 池…