螢とび疑ひぶかき親の箸) 飯島晴子) …
襖しめて空蟬を吹きくらすかな) 飯島晴子…
セクト・ポクリットでは2021年1月より…
でで虫の繰り出す肉に後れをとる) 飯島晴…
中年の恋のだんだら日覆かな 星野石雀(『…
鶯や米原の町濡れやすく) 加藤喜代子(「…
田に人のゐるやすらぎに春の雲) 宇佐美魚…
あつ雉子あつ人だちふ目が合うて) 西野文…
大利根にほどけそめたる春の雲) 安東次男…