人の日の枯枝にのるひかりかな) 飯島晴子…
年逝くや兎は頰を震はせて) 飯島晴子 …
白菜かかへみやこのなかは曇なり) 飯島晴…
新道をきつねの風がすすんでゐる) 飯島晴…
【第9回】旅路の果て(2006年 朝日杯…
狐火にせめてををしき文字書かん) 飯島晴…
気が変りやすくて蕪畠にゐる) 飯島晴子 …
蓮根や泪を横にこぼしあひ) 飯島晴子 …
みどり児のゐて冬瀧の見える家) 飯島晴子…
冬麗の谷人形を打ち合はせ) 飯島晴子 …
小鳥来る薄き机をひからせて) 飯島晴子 …
鹿の映れるまひるまのわが自転車旅行) 飯…