虹の後さづけられたる旅へ発つ) 中村草田…
紫陽花のパリーに咲けば巴里の色 星野椿 …
厚餡割ればシクと音して雲の峰 中村草田男…
毎月が俳句年鑑! 前月に刊行された俳句結…
妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや) 中村草…
うつとりと人見る奈良の鹿子哉 正岡子規 …
アルプスの雪渓見えてくる離陸 稲畑汀子(…
田を植ゑるしづかな音へ出でにけり) 中村…
小燕のさヾめき誰も聞き流し 中村汀女 …
巡査つと来てラムネ瓶さかしまに 高濱虚子…
白魚の命の透けて水動く 稲畑汀子 手前味…