美校生として征く額の花咲きぬ) 加倉井秋…
新綠を描くみどりをまぜてゐる) 加倉井秋…
葉桜の夜へ手を出すための窓) 加倉井秋を…
桐咲ける景色にいつも沼を感ず) 加倉井秋…
田螺容れるほどに洗面器が古りし) 加倉井…
初夢にドームがありぬあとは忘れ 加倉井秋…
天窓に落葉を溜めて囲碁倶楽部 加倉井秋を…