啜り泣く浅蜊のために灯を消せよ 磯貝碧蹄…
海外のニュースの河馬が泣いていた 木田智…
酔うて泣きデザートを食ひ年忘 岸本尚毅 …
コスモスや泣きたくなつたので笑ふ 吉田林…
おもかげや姨ひとりなく月の友 松尾芭蕉 …
霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び …
泣きながら白鳥打てば雪がふる) 松下カロ…
なく声の大いなるかな汗疹の児) 高浜虚子…
後輩の女おでんに泣きじゃくる) 加藤又三…