室咲きをきりきり締めて届きたり 蓬田紀枝…
わが腕は翼風花抱き受け 世古諏訪 掲句は…
冬蟹に尿ればどつと裏返る 只野柯舟 只野…
いつよりも長く頭を下げ初詣 八木澤高原 …
一瞬の雪墜しづれのひかり地にとどく 真島…
みじろがず白いマスクの中にいる 梶大輔 …
凍る夜の大姿見は灯を映す 一力五郎 私に…
霜柱五分その下の固き土 田尾紅葉子 掲句…
【巻頭言】 地球を損なわずに歩く――〈3…
楯野川 浅川芳直(「駒草」) この連載に…