重し

  1. あひふれしさみだれ傘の重かりし　中村汀女【季語＝五月雨（夏）】

    あひふれしさみだれ傘の重かりし中村汀女（『汀女句集』）梅雨の時期は、突然の雨による出逢いや相合傘、雨宿りなど恋の発展がある。若い時には、傘を持っていても忘れてしまった振りをして同じ傘を分かち合い、肩…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 冬麗の谷人形を打ち合はせ　飯島晴子【季語＝冬麗（冬）】
  2. 花の幹に押しつけて居る喧嘩かな　田村木國【季語＝花（春）】
  3. ほこりつぽい叙情とか灯を積む彼方の街　金子兜太
  4. 【新連載】「ゆれたことば」#1「瓦礫」千倉由穂
  5. 【冬の季語】待春

Pickup記事

  1. 【俳書探訪】井上泰至『俳句のマナー、俳句のスタイル』（本阿弥書店）
  2. 皹といふいたさうな言葉かな　富安風生【季語＝皹（冬）】
  3. 初夢にドームがありぬあとは忘れ　加倉井秋を【季語＝初夢（新年）】
  4. 秋櫻子の足あと【第１回】谷岡健彦
  5. 紅梅や凍えたる手のおきどころ 竹久夢二【季語＝紅梅（春）】
PAGE TOP