【ミニ解説】
季語としての「囀」は繁殖期を迎えた鳥の求愛の鳴き声を指します。それが動詞形で使われたものが「囀る」。
【関連季語】鳥の恋
【囀る(上五)】
【囀(中七)】それはまたそれは囀る鳥の声 鬼貫
【囀(下五)】数字ふと蟻のごとくやさへづれり 木下夕爾一枝は湖に伸びたり囀れる 鈴木左右紺青の乗鞍の上に囀れり 前田普羅母に抱かれてわれまつさきに囀れり 八田木枯前略と書いてより先囀れり 岡田史乃
【セクト・ポクリット管理人より読者のみなさまへ】
主われを愛すと歌ふ新樹かな 利…
本の背は金の文字押し胡麻の花 …
煌々と渇き渚・渚をずりゆく艾 …
メロン食ふたちまち湖を作りつつ…
熟れ麦はほろびのひかり夕日また…
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来…