季語・歳時記

【春の季語】囀る

【春の季語(三春=2月〜4月)】囀る

【ミニ解説】

季語としての「囀」は繁殖期を迎えた鳥の求愛の鳴き声を指します。それが動詞形で使われたものが「囀る」。

【関連季語】鳥の恋


【囀る(上五)】

【囀(中七)】
それはまたそれは囀る鳥の声 鬼貫

【囀(下五)】
数字ふと蟻のごとくやさへづれり 木下夕爾
一枝は湖に伸びたり囀れる 鈴木左右
紺青の乗鞍の上に囀れり 前田普羅
母に抱かれてわれまつさきに囀れり 八田木枯
前略と書いてより先囀れり 岡田史乃



【セクト・ポクリット管理人より読者のみなさまへ】



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【冬の季語】蓮枯る
  2. 【冬の季語】冬野
  3. 【春の季語】春雨
  4. 【夏の季語】【秋の季語?】ピーマン
  5. 【冬の季語】蒲団干す(布団干す)
  6. 【夏の季語】涼しい
  7. 【冬の季語】煤逃
  8. 【秋の季語】月

おすすめ記事

  1. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年6月分】
  2. 杜甫にして余寒の詩句ありなつかしき 森澄雄【季語=余寒(春)】
  3. 【秋の季語】末枯る
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第54回】倉田有希
  5. 【特別寄稿】「十年目に震災句について考える」小田島渚
  6. 数と俳句(三)/小滝肇
  7. 神保町に銀漢亭があったころ【第116回】入沢 仁
  8. 甘き花呑みて緋鯉となりしかな 坊城俊樹【季語=緋鯉(夏)】
  9. 茎石に煤をもれ来る霰かな 山本村家【季語=茎石(冬)】
  10. 「けふの難読俳句」【第10回】「信天翁」

Pickup記事

  1. 指入れてそろりと海の霧を巻く 野崎憲子【季語=海霧(夏)】
  2. こほろぎや女の髪の闇あたたか 竹岡一郎【季語=蟋蟀(秋)】
  3. 凌霄は妻恋ふ真昼のシャンデリヤ 中村草田男【季語=凌霄(夏)】
  4. 「パリ子育て俳句さんぽ」【9月11日スタート】
  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第43回】 淋代海岸と山口青邨
  6. 呪ふ人は好きな人なり紅芙蓉 長谷川かな女【季語=芙蓉(秋)】
  7. 真っ白な息して君は今日も耳栓が抜けないと言う 福田若之【季語=真っ白な息(冬)】
  8. 【夏の季語】涼し
  9. 【書評】菅敦 第1句集『仮寓』(書肆アルス、2020年)
  10. とれたてのアスパラガスのやうな彼 山田弘子【季語=アスパラガス(春)】
PAGE TOP