「春の七種」のひとつ。水田の畔道や湿地などに生え、野菜として栽培もされている。
独特の香味とシャキシャキとした歯触りが特徴。
【芹(上五)】芹の水照るに用心忘れた鶏 波多野爽波芹の水言葉となれば濁るなり 橋閒石芹なづなすずなすずしろ食うべけり 大石悦子芹と名がつく賑やかな娘が走る 中村梨々
【芹(中七)】ほのぼのと芹つむ火宅こそよけれ 橋閒石
【芹(下五)】蟬丸のかがやきて汲む芹の水 冬野虹
【セクト・ポクリット管理人より読者のみなさまへ】
主われを愛すと歌ふ新樹かな 利…
本の背は金の文字押し胡麻の花 …
煌々と渇き渚・渚をずりゆく艾 …
メロン食ふたちまち湖を作りつつ…
熟れ麦はほろびのひかり夕日また…
しまうまがシャツ着て跳ねて夏来…