瀧見人子を先だてて来りけり) 飯島晴子 …
おほぞらを剝ぎ落したる夕立かな 櫛部天思…
妹は滝の扉を恣 小山玄紀 8月、9月の担…
中干しの稲に力を雲の峰 本宮哲郎 今回よ…
白衣とて胸に少しの香水を 坊城中子(『櫓…
未草ひらく跫音淡々と) 飯島晴子 真昼…
水面に閉ぢ込められてゐる金魚 茅根知子 …
生れたる蝉にみどりの橡世界 田畑美穂女 …
めぐりあひやその虹七色七代まで) 中村草…
アロハは、ハワイの最も日常的なあいさつ。…
きつかけはハンカチ借りしだけのこと 須佐…
本州の最北端の氷旗) 飯島晴子 晴子逝…