新蕎麦のそば湯を棒のごとく注ぎ 鷹羽狩行…
水仙や古鏡の如く花をかかぐ 松本たかし …
松過ぎの一日二日水の如 川崎展宏 一月七…
両の眼の玉は飴玉盛夏過ぐ 三橋敏雄 たと…
敷物のやうな犬ゐる海の家 岡田由季 カー…
こまごまと大河のごとく蟻の列 深見けん二…