【解説】名前の由来は葉っぱの悪臭ですが、花や果実はけっこういいにおい。8月から10月の暑い季節、クサギは山野で次々と花を咲かせます。赤紫色のインパクトある萼に、細くて可憐な白色の五弁花を咲かせるのが特徴。
【臭木の花】逃ぐる子を臭木の花に挟みうち 波多野爽波
【花臭木】花臭木に蝶のせはしや浮かび沈み 本井英
【常山木の花】行き過ぎて常山木の花の匂ひけり 富安風生
捩花の誤解ねぢれて空は青 細谷…
今年の蠅叩去年の蠅叩 山口昭男…
かんぱちも乗せて離島の連絡船 …
毎月第1日曜日は、歌人・服部崇…
再縁といへど目出度し桜鯛 麻葉…
さうらしく見えてだんだん鴉の巣…