桜の花びらが散ったあと、萼やと蕊が落ちること。
やや地味な(濃い赤色の)色合いではあるが、よく見ると、たくさん落ちている。
【桜蘂降る(上五)】さくらしべ降る歳月の上にかな 草間時彦桜蘂ふる一生が見えてきて 岡本眸桜蘂降る東北のこと語らざる 星野昌彦桜蕊降るやをさなの砂の城 大島英昭桜蘂散り敷く土を蠅去らず 日原傳降りしきる桜蘂もう誰も見ず 西宮舞桜蘂未踏の青に降りにけり 仮屋賢一
【桜蘂降る(中七)】
【桜蘂降る(下五)】ジャングルジムすり抜け桜蘂の降る 生駒大祐
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