雨聴いて一つ灯に寄る今宵かな 村上鬼城 …
なきがらや秋風かよふ鼻の穴 飯田蛇笏 唐…
コスモスを愛づゆとりとてなきゴルフ 大橋…
さわやかにおのが濁りをぬけし鯉 皆吉爽雨…
たべ飽きてとんとん歩く鴉の子 高野素十 …
よし切りや水車はゆるく廻りをり 高浜虚子…
毎月が俳句年鑑! 前月に刊行された俳句結…
生れたる蝉にみどりの橡世界 田畑美穂女 …
数と俳句(四)) 小滝肇 午後三時異空間…
めぐりあひやその虹七色七代まで) 中村草…
折々己れにおどろく噴水時の中) 中村草田…