きて

  1. 妹に告げきて燃える海泳ぐ 郡山淳一

    妹に告げきて燃える海泳ぐ郡山淳一(『半獣神』(『俳句研究』昭和48年11月号内 第一回「五十句競作」応募作))「燃える海」を比喩と読むのは容易だが、この句には燃え盛る水面を眼前に表出させる重みがある…

おすすめ記事

  1. 白馬の白き睫毛や霧深し 小澤青柚子【季語=霧(秋)】
  2. 夕立や野に二筋の水柱 広江八重桜【季語=夕立(夏)】
  3. 【新年の季語】俎始
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第25回】山崎祐子
  5. 義士の日や途方に暮れて人の中 日原傳【季語=義士の日(冬)】

Pickup記事

  1. 小燕のさヾめき誰も聞き流し 中村汀女【季語=小燕(夏)】
  2. 取り除く土の山なす朧かな 駒木根淳子【季語=朧(春)】
  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第78回】脇本浩子
  4. 春宵や光り輝く菓子の塔 川端茅舎【季語=春宵(春)】
  5. 思ひ沈む父や端居のいつまでも    石島雉子郎【季語=端居(夏)】
PAGE TOP