香水や時折キッとなる婦人 京極杞陽 自分…
せんそうのもうもどれない蟬の穴 豊里友行…
父の日やある決意してタイ結ぶ 清水凡亭 …
じゆてーむと呟いてゐる鯰かな 仙田洋子 …
蚊を食つてうれしき鰭を使ひけり 日原傳 …
好きな樹の下を通ひて五月果つ 岡崎るり子…
多国籍香水六時六本木 佐川盟子 参加して…
吸呑の中の新茶の色なりし 梅田津 新茶を…
黄金週間屋上に鳥居ひとつ 松本てふこ 屋…
若葉してうるさいッ玄米パン屋さん 三橋鷹…