泣きながら白鳥打てば雪がふる) 松下カロ…
「ぺットでいいの」林檎が好きで泣き虫で …
つきの光に花梨が青く垂れてゐる。ずるいな…
ある年の子規忌の雨に虚子が立つ 岸本尚毅…
すばらしい乳房だ蚊が居る 尾崎放哉(『増…
ががんぼの何が幸せ不幸せ 今井肖子)) …
ぐじやぐじやのおじやなんどを朝餉とし何で…
【第2回】馬が馬でなくなるとき(1993…
無方無時無距離砂漠の夜が明けて 津田清子…
さくらんぼ洗ひにゆきし灯がともり 千原草…
六月を奇麗な風の吹くことよ 正岡子規(「…
田螺容れるほどに洗面器が古りし) 加倉井…