虎の尾を一本持つて恋人来 小林貴子(『北…
卯月野にうすき枕を並べけり) 飯島晴子 …
【夏の季語=三夏(5月〜7月)】蟇 【ミ…
黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる 宇多喜代子…
薫風や今メンバー紹介のとこ) 佐藤智子『…
いつまでも死なぬ金魚と思ひしが) 西村麒…
マグダラのマリア恋しや芥子の花 有馬朗人…
筍にくらき畳の敷かれあり) 飯島晴子 …
青葉冷え出土の壺が山雨呼ぶ) 河野南畦 …
だんだんと暮色の味となるビール 松本てふ…
葉桜の頃の電車は突つ走る) 波多野爽波『…
手の甲に子かまきりをり吹きて逃す) 土屋…