叩頭すあやめあざやかなる方へ) 飯島晴子…
雷をおそれぬ者はおろかなり) 良寛 『…
【夏の季語=仲夏(6月)】 泰山木(泰山…
うつとりと人見る奈良の鹿子哉 正岡子規 …
アルプスの雪渓見えてくる離陸 稲畑汀子(…
田を植ゑるしづかな音へ出でにけり) 中村…
夏帯にほのかな浮気心かな 吉屋信子(『文…
家毀し瀧曼荼羅を下げておく) 飯島晴子 …
子燕のこぼれむばかりこぼれざる) 小澤實…
小燕のさヾめき誰も聞き流し 中村汀女 …
巡査つと来てラムネ瓶さかしまに 高濱虚子…
ハフハフと泳ぎだす蛭ぼく音痴) 池禎章 …