夏の季語
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雷をおそれぬ者はおろかなり 良寛【季語=雷(夏)】
雷をおそれぬ者はおろかなり)良寛 『リング』シリーズや『貞子』を手がけた中田秀夫監督が20年以上前雑誌のインタビューで語っていたことがずっと記憶に残っている。現代の、特に都心には闇が少なく恐怖が不足…
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【夏の季語】泰山木の花
【夏の季語=仲夏(6月)】泰山木(泰山木、学名:Magnolia …
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うつとりと人見る奈良の鹿子哉 正岡子規【季語=鹿子(夏)】
うつとりと人見る奈良の鹿子哉正岡子規 先日、ある句会にて鹿…
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アルプスの雪渓見えてくる離陸 稲畑汀子【季語=雪渓(夏)】
アルプスの雪渓見えてくる離陸稲畑汀子(『稲畑汀子俳句集成』)…
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田を植ゑるしづかな音へ出でにけり 中村草田男【季語=田植(夏)】
田を植ゑるしづかな音へ出でにけり)中村草田男 今年は草田男…
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夏帯にほのかな浮気心かな 吉屋信子【季語=夏帯(夏)】
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家毀し瀧曼荼羅を下げておく 飯島晴子【季語=滝(夏)】
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子燕のこぼれむばかりこぼれざる 小澤實【季語=子燕(夏)】
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小燕のさヾめき誰も聞き流し 中村汀女【季語=小燕(夏)】
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巡査つと来てラムネ瓶さかしまに 高濱虚子【季語=ラムネ(夏)】
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ハフハフと泳ぎだす蛭ぼく音痴 池禎章【季語=蛭(夏)】
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夏蝶の口くくくくと蜜に震ふ 堀本裕樹【季語=夏蝶(夏)】