夏の季語
-
ふところに四万六千日の風 深見けん二【季語=四万六千日(夏)】
ふところに四万六千日の風深見けん二 初めて四万六千日詣をしたのは俳句と出会う前だった。怪談企画を扱うことになり、同僚とお参りに行った方が良いのではないかという話になった。「どうせならこんなお得な話が…
-
買はでもの朝顔市も欠かされず 篠塚しげる【季語=朝顔市(夏)】
買はでもの朝顔市も欠かされず草間時彦 朝顔市が賑わっている…
-
「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し 中村草田男【季語=梅雨(夏)】
「我が毒」ひとが薄めて名薬梅雨永し)中村草田男 「萬緑」創…
-
姦通よ夏木のそよぐ夕まぐれ 宇多喜代子【季語=夏木(夏)】
姦通よ夏木のそよぐ夕まぐれ宇多喜代子(『夏の日』) 姦通と…
-
軽き咳して夏葱の刻を過ぐ 飯島晴子【季語=夏葱(夏)】
軽き咳して夏葱の刻を過ぐ)飯島晴子 一読、ごほんごほんと咳…
-
祭笛吹くとき男佳かりける 橋本多佳子【季語=祭笛(夏)】
-
少し派手いやこのくらゐ初浴衣 草間時彦【季語=初浴衣(夏)】
-
未来より滝を吹き割る風来たる 夏石番矢【季語=滝(夏)】
-
鶏鳴の多さよ夏の旅一歩 中村草田男【季語=夏の旅(夏)】
-
水喧嘩恋のもつれも加はりて 相島虚吼【季語=水喧嘩(夏)】
-
螢とび疑ひぶかき親の箸 飯島晴子【季語=螢(夏)】
-
昼顔もパンタグラフも閉ぢにけり 伊藤麻美【季語=昼顔(夏)】