鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 三橋鷹女(『…
詩に瘦せて二月渚をゆくはわたし 三橋鷹女…
浅春の岸辺は龍の匂ひせる 対中いずみ))…
ひざにゐて猫涅槃図に間に合はず) 有馬朗…
毒舌は健在バレンタインデー 古賀まり子(…
やがてわが真中を通る雪解川 正木ゆう子 …
猿負けて蟹勝つ話亀鳴きぬ 雪我狂流(ゆき…
春雪の一日が長し夜に逢ふ 山田弘子(やま…
春の雪指の炎ゆるを誰に告げむ 河野多希女…
【連載】もしあの俳人が歌人だったらSes…
早春や松のぼりゆくよその猫 藤田春梢女(…
雛飾る手の数珠しばしはづしおき 瀬戸内寂…