麦の穂

  1. わが畑もおそろかならず麦は穂に 篠田悌二郎【季語=麦の穂(夏)】

    わが畑もおそろかならず麦は穂に篠田悌二郎(秋桜子編「聖戦俳句集」1933年)今、作者名その他の情報を入れずにこの句を読んだとしたら、どう鑑賞されるであろう。趣味の自家菜園で麦を作るというのはあまり聞…

おすすめ記事

  1. カンバスの余白八月十五日 神野紗希【季語=終戦記念日(秋)】
  2. 鷹鳩と化して大いに恋をせよ 仙田洋子【季語=鷹鳩と化す(春)】
  3. 【特別寄稿】「十年目に震災句について考える」小田島渚
  4. いちじくを食べた子供の匂ひとか 鴇田智哉【季語=いちじく(秋)】
  5. ネックレスかすかに金や花を仰ぐ 今井千鶴子【季語=花(春)】

Pickup記事

  1. 「パリ子育て俳句さんぽ」【3月19日配信分】
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第111回】宮澤正明
  3. 指さして七夕竹をこはがる子 阿部青鞋【季語=七夕竹(秋)】
  4. 【クラファン目標達成記念!】神保町に銀漢亭があったころリターンズ【7】/中島凌雲(「銀漢」同人)
  5. つぶやきの身に還りくる夜寒かな 須賀一惠【季語=夜寒(秋)】
PAGE TOP