時計屋の時計春の夜どれがほんと 久保田万…
【第70回】浅草と久保田万太郎 広渡敬雄…
萩にふり芒にそそぐ雨とこそ 久保田万太郎…
遠き屋根に日のあたる春惜しみけり) 久保…
ばか、はしら、かき、はまぐりや春の雪 久…
むかし吾を縛りし男の子凌霄花 中村苑子(…
もち古りし夫婦の箸や冷奴) 久保田万太郎…
散るときのきてちる牡丹哀しまず 稲垣きく…
詠みし句のそれぞれ蝶と化(け)しにけり …
あたゝかに六日年越よき月夜 大場白水郎(…
【第31回】田園調布と安住敦 広渡敬雄(…
松葉屋の女房の円髷や酉の市 久保田万太郎…