撰る

  1. あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 石田波郷【季語=春の雷(春)】

    あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 石田波郷「春の雷」は、啓蟄の頃の雷と思って読んだ。虫も土から出るか出ないかの時分、茎のか細い薔薇の中から割合良いものを選んでいたところ、ひとつふたつ春の雷が閃いた。そ…

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