啜り泣く浅蜊のために灯を消せよ 磯貝碧蹄…
凍る夜の大姿見は灯を映す 一力五郎 私に…
雨聴いて一つ灯に寄る今宵かな 村上鬼城 …
灯を消せば部屋無辺なり夜の雪 小川軽舟(…
オルゴールめく牧舎にも聖夜の灯) 鷹羽狩…
枯野ゆく最も遠き灯に魅かれ) 鷹羽狩行 …
牡蠣舟やレストーランの灯をかぶり 大岡龍…
ほこりつぽい叙情とか灯を積む彼方の街 金…
月代は月となり灯は窓となる 竹下しづの女…
蜆汁神保町の灯が好きで 山崎祐子)) 東…
木の根明く仔牛らに灯のひとつづつ 陽美保…